「お金が好きそうな人っていますよね」
財布がピカピカで、支払いもスマート。
でも不思議と“いやらしさ”がない。
むしろ「この人、なんか運がいいな」と思わせるような人。
では、そういう“お金に好かれる人”と“なぜかお金が逃げていく人”には、
脳の使い方にどんな違いがあるのでしょうか?
今日は、ちょっと真面目で、ちょっと笑える「脳科学的・金運論」をお届けします。
■脳は「ご褒美」を感じたがる生き物
人の脳には、報酬系と呼ばれる仕組みがあります。
「これを手に入れたい」「やった、うまくいった!」という瞬間に活発になるのが、
ドーパミンという神経伝達物質。
お金に関する行動も、実はこのドーパミンと深く関係しています。
つまり——
“お金が好き”という感情は、脳がご褒美を感じている状態なのです。
ただし注意点がひとつ。
“お金が欲しい”と“お金が好き”は、脳の反応がちょっと違います。
■「欲しい」と「好き」では、脳の反応が違う?
脳科学的には、
- 「欲しい」は 扁桃体(へんとうたい) や 前頭前野 の“緊張モード”
- 「好き」は 側坐核(そくざかく) や 報酬系中心部 の“リラックスモード”
を使います。
つまり、「お金が好きな人」はお金の話でワクワクしている人で、
「お金が欲しい人」はお金のことで不安になっている人。
前者はポジティブなエネルギーを放ち、自然とチャンスを引き寄せ、
後者は“不足”を意識しすぎて、脳がストレス信号を出す。
結果的に、お金に好かれるかどうかは、脳の状態で決まるというわけです。
■脳が“お金に好かれる状態”になる習慣3つ
「なるほど、じゃあ私も脳を訓練したい!」という方へ。
当選者や経営者など、“お金が集まる人”に共通している脳の使い方を3つ紹介します。
①「もらう前に与える」を楽しむ
脳は“予測”に弱い。
「これをしたら、きっと喜ばれるだろう」と思うと、
実際に喜ばれる前からドーパミンが出ます。
だから、「与えること=気持ちいい」と感じる人ほど、
脳が常に“報酬モード”に入りやすく、自然と運も回りやすい。
② お金の数字を見るとき、笑顔を作る
脳は“表情”からも感情を逆算します。
たとえ残高が少なくても(笑)、
ニコッとしながら見ることで、脳は「お金=ポジティブな刺激」と認識します。
すると、次第に**「お金を見るのが怖くない脳」**が育っていきます。
③ 「感謝ノート」を書く
ありがちな習慣ですが、実は科学的にも効果が証明されています。
感謝を感じると、脳内のセロトニンやオキシトシンが増え、
安心感と幸福感がアップ。
お金への焦りや不安を和らげ、“余裕ある人”の脳状態を作ります。
お金は“安心している人”のところに流れやすいんです。
■「お金が好き」=人生を味わう力
「お金が好き」という言葉には、ちょっと誤解もあります。
がめついとか、現実的すぎるとか。
でも本当の“お金好き”は、
数字の裏にある人の努力や喜びを感じ取れる人。
つまり、人生の豊かさを味わう脳を持っている人です。
だから私は思うのです。
お金を愛することは、
「生きることをちゃんと楽しむ」という宣言なのかもしれません。
■おわりに:脳をやわらかく、財布をあたたかく
脳は、考え方ひとつで簡単に変わります。
今日から「お金が好き」と素直に口に出してみましょう。
不思議と気分が明るくなり、行動も前向きになります。
そして、その笑顔を見た誰かがあなたに新しいチャンスをくれる。
それが“脳が生み出す金運”の正体です。
科学の話なのに、どこかスピリチュアル。
でも、人生ってそんなものかもしれませんね。
お金を好きになる勇気が、あなたの未来を変えますように。
— 鷹の爪 🧠💛

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